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古い路線価の調べ方|10年以上前の路線価を確認する方法

最新更新日 2026年10月13日
執筆:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士 三好 貴大

賃料や地代の改定で過去の路線価を確認したい場面があります。

直近9年分の路線価であれば、インターネットで「路線価」と検索して、国税庁の「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」を確認すれば済みます。

以前は7年分でしたが、令和8年からは9年分に拡大されました。今後はもっと拡大されるかもしれません。

しかし、さらに古い年代まで遡りたい場合には、別の方法が必要になります。

今回は、古い路線価をインターネットで調べる方法について解説します。

本記事は、当社YouTubeチャンネルで公開している
「古い「路線価」を調査する方法」
という動画の内容を、文字で整理したものです。

国税庁の掲載期間が終了した路線価を調べる方法

直近9年分の路線価は国税庁が公開していますが、さらに古い路線価は「路線価保管庫」で調べます。

インターネットで「路線価保管庫」と検索すればすぐに見つかります。

平成18年以降の分は、全てこちらで閲覧することが可能です。

使い方も国税庁の路線価図とほぼ同じなので、簡単に調べることができます。

平成17年以前の路線価を調べる方法

さらに古い年代になると、以前は国立国会図書館まで実際に出向き、資料を探して必要な部分をコピーする必要がありました。

私自身も、以前は国立国会図書館へ行って調査したことがあります。

しかし、現在では、「国立国会図書館デジタルコレクション」を利用することで、自宅や事務所から調査できます。

例えば品川区の平成10年頃の路線価を探すのであれば、「平成10年分 品川区 路線価」と検索します。

国立国会図書館デジタルコレクションの注意点

国立国会図書館デジタルコレクションで路線価を検索する際に知っておきたいことがいくつかあります。

順番が異なる場合がある

例えば、「平成10年分 品川区 路線価」と検索した場合、目的の資料は3番目に表示されました。
「平成8年分 品川区 路線価」と検索すると8番目になります。

このように、順番が異なる可能性があるので、探す際は少し手間取ります。

路線価の正式名称は「財産評価基準書」

一般的には「路線価」と呼ばれていますが、資料上は「財産評価基準書」という名称で掲載されています。

そのため、検索結果の中で「路線価」という文字だけを探していると、目的の資料を見落としてしまう可能性があります。

ページ番号が変わっている

色々な経緯があり、ページ番号が変わっている可能性があります。

例えば、直近の路線価で「45678」となっていても、昔の路線価では「10001」となっている場合もあり、地図も異なっていることがありますので、場所を特定するまでに少し時間が掛かります。
※前記の番号はイメージとしての適当なものです。

また、国税庁の現在の路線価図では、地図の上下左右へ簡単に移動できますが、古い資料は紙の冊子をデジタル化(スキャン)したものなので、何ページか前後しながら自分で目的地を探す必要があります。

とはいえ、国立国会図書館までの往復の時間や入館手続き、入ってからの移動やコピーする時間を考えれば、断然楽になっていることは間違いありません。

まとめ|古い路線価もインターネットで調べやすくなった
古い路線価を調べる場合には、基本的に次の順番で確認すると分かりやすいと思います。

① 国税庁の財産評価基準書を確認する
② 見つからなければ路線価保管庫を確認する
③ さらに古い年代は国立国会図書館デジタルコレクションで探す

以前は、かなり古い路線価を調査するために国立国会図書館まで行く必要がありました。

現在では、デジタル化された資料を利用することで、事務所や自宅から確認できます。

古い路線価が必要になった場合には、ぜひこれらの方法を利用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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